一人ひとりお墓に向かい焼香、合掌してお参り


一人ひとりお墓に向かい焼香、合掌してお参りブログ:03月18日


あたし達夫婦は、結婚してから7年間、
努力はしていましたがお子様ができませんでした。

はじめのうちは話をふってきたお互いの父母も、
段々とお子様の話題を
あたし達の前で出さないようになっていきました。

当時のあたしは、実のところ、
お子様が欲しいと思っていませんでした。

小さいお子様をどう扱っていいかわからなかったし、
何より、お子様が生まれると
自分や夫婦の時間が割かれてしまう、
自由が奪われてしまうのではないかとも思っていました。

でも、よく考えてみると…
お子様が欲しくないという思いの下には、
別の感情が隠されていたのです。
それは、自分のことが大嫌いだということでした。

小さい頃、忙しかった父母には
あたし達お子様の面倒をみる余裕がありませんでした。

それをお子様心に
「父母に愛されていないあたしは、愛するに値しない存在だ」と
勘違いしてしまっていたのです。

けれどもそれは本当に大きな誤解でした。
お子様を愛さない父母はいない。

そこにはしかたのない事情があったのかもしれない…
という、ものの見方が出来るようになったのです。

愛していなかったのではなく、
仕事の忙しさのために仕方のなかったことだった。

それどころか、
お子様達の幸せのために身を削って働いてくれていたのだ!

その時、
生まれてはじめて、
自分のお子様がいてもいいんだ!と
思えたのです。

すると、まさにその月のことです。
お子様を妊娠したと妻から報告を受けたのは…

妻は電話口で泣いていました。
今振り返れば、妻もまた、あたしと同じように自分を責めていて、
あたしの思いは知らぬ間に妻の中に伝わり、
夫婦の間にも愛というつながりが生まれたのだと思います。




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